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物件選びにおいて重視されるのは立地と間取りです。これはご家族構成、ご勤務先などによりご希望が異なります。ここではご家族構成別に便利なロケーションや間取りをご紹介させていただきます。
【ロケーション】
ご単身の場合はご通勤面を重視される方が多く、いかに渋滞に巻き込まれないように会社まで通勤できるかなどがチェックポイントになります。高速道路の入り口に近ければ多少立地が悪くても時間短縮になります。お食事面でも近くに日本食レストランやスーパーマーケットがあるかなども重要なポイントです。エリアとしてはスクンビットであればトンロー周辺、プロンポン周辺がご単身の方に人気のエリアです。日本人が少ない地区をご希望の場合はサトーン、ナラティワート周辺も高速道路が近く便利です。
【間取り】
1ベッドルーム(1LDK)タイプが一般的です。広さとしては35㎡~70㎡が多く、このタイプはサービスアパートが主流になります。ご予算によってはスタジオ(ワンルーム)タイプ30㎡~45㎡に下げても、単身の方は食事や洗濯、掃除に困らないサービスアパートがおすすめです。
【ロケーション】
ご夫婦のライフスタイルにあわせてお好みですが、ご主人のご通勤面を重視されるのか、奥様の日頃生活を重視するのか、といったエリア選択になってきます。ご夫婦の方に人気のエリアはやはり日本食レストランやスーパーマーケットが多いアソーク~トンロー周辺になります。欧米系の企業の駐在員に人気のランスワン、プルンチット周辺は治安も良く落ち着いた雰囲気でおすすめです。
【間取り】
2ベッドルーム(2LDK)タイプが一般的です。広さとしては80㎡~150㎡、アパートもしくはコンドミニアムになります。築浅物件をご希望の場合はコンドミニアムが主流になってきます。高いグレードのお部屋や豪華で洗練されたな造りをお求めの方はサービスアパートをご希望される方もいらっしゃいます。
【間取り】
ご夫婦2人で住む場合と同様、2ベッドルーム以上が良いでしょう。赤ちゃんがいると荷物の量が予想以上に増えますでの、収納スペースが十分にある物件がどうか予め確認した方が良いでしょう。
【エリア】
勤務地へのアクセス、奥様の日常生活範囲以外に、赤ちゃんの行き付けの病院へのアクセスもひとつのポイントとなってきます。よって、スクンビット通りのアソーク駅からエカマイ駅周辺で探される方が多いのが実情です。
【エリア】
スクンビットエリア特にプロンポン、トンロー周辺が人気です。このエリアは日本語が対応が可能なサミティベート病院もありいざというときにも安心です。空いた時間で行けるおしゃれなカフェやスーパーマーケットなども近くにあり、小さなお子様に手がかかる奥様にも人気のあるエリアです。
【間取り】
2ベッドルーム(2LDK)タイプが一般的です。お子様のお洋服におもちゃなど以外に荷物の量が増えますので、十分な収納スペースがある100㎡~150㎡のアパートもしくはコンドミニアムがおすすめです。小さなお子様に手がかかり大変な奥様のために、家事の必要が少ないサービスアパートからお選び頂く方も多くなってきてきます。小さなお子様の転落事故防止のためベランダの手すりの高さや、隙間などもよくご確認下さい。
日本に比べバンコクの賃貸物件ではまだまだペット可の物件が少ないのが現状です。一口にペットと言っても様々ですが、ハムスターや小鳥などと違いカゴに入れて飼えない犬や猫などのペット可の物件を探す場合、選択肢が少なくなります。情報も少なくご自身で探すのは困難ですので、現地バンコクの不動産屋さんに相談して紹介してもらうのが良いでしょう。
バンコク市内には多くのペットショップ、動物病院がありますのでペットとの生活で困ることはありません。日本に比べシャンプー、カットも安く便利です。日本人経営のペットショップもありますので言葉の心配もありません。
犬や猫を飼われているという方が多いですが、犬の場合、物件により小型犬はOKだけど大型犬はNOというケースもあります。物件によっては犬の体重や写真の提示を求められ事前に許可の申請が必要な場合もあります。鳥、ハムスターなどもペットとみなされますので注意が必要です。小さいから大丈夫だろうとペット不可の物件でハムスターや鳥を飼育され、後々問題になるケースもありますので飼われる前に事前の確認が必要です。 ペットを飼われている場合、それだけで通常のケースより退去時に補修費(原状回復費)を多くとられることになります。爪で引っ掻いてしまったり、ソファを噛んでしまったりとどうしてもダメージが大きくなるとさらにデポジット(敷金)を超えて請求される場合もございます。物件によってはペットを飼う場合、最初にペットデポジットとして追加のデポジットを求められるケースもあります。
スーパーマーケットに徒歩圏内、駅まで徒歩圏内、学校や幼稚園へ通学しやすいなど色々重視する点はございますが、バンコクでのお部屋探しにおいてはどの点にポイントを置くかというのが重要です。日本とは異なる交通事情でバンコクの実情にあった立地を選ぶのが大切です。
日本では駅近というのは非常に重要視される条件の一つだと思います。ただバンコクにおいてはタクシーなどが日本に比べ大変安価な料金で利用できるため、あまり電車を利用しない方も多くいらっしゃいます。タクシーは初乗りが35バーツ(100円程度)ですので気軽に利用出来ます。駅から電車に乗って目的地近くまで行き、そこからまたタクシーに乗るのであれば最初からタクシーに乗ったほうが手間もかからず便利です。また社用車がある場合、電車に乗ることも少なくなり、ますます駅近の利点がなくなってしまいます。日本では駅を起点に物件探しをするのが基本ですが、タクシー、シーロー、シャトルバスなど交通が発達したバンコクではさほど駅近を重視して探す必要はありません。
食料品は毎日の生活に関わることなのでスーパーマーケットやショッピングセンターに近い物件をご希望される方は多いです。物件によっては同じ敷地内にスーパーマーケットが併設されている物件もあります。小さなお子様がいらっしゃるご家族の場合、お子様連れで行けるスーパーマーケットが徒歩圏内にあると非常に便利です。駅近よりはるかに重要なポイントと言えるでしょう。
慣れないバンコクでの生活で一番困るのが病気。特に持病をお持ちで通院が必要な方や体調の崩しやすい小さなお子様がいらっしゃるご家族の場合、徒歩圏内に日本語の通じる病院があるかというのも大切なポイントです。
ほとんどのバンコクの幼稚園はスクールバスがありますので送り迎えが必要ありません。スクールバスは一般的にスクンビットのアソーク(ソイ23)~エカマイ(ソイ63)がルートになっており、それ以外のエリアにお住まいの場合は送り迎えが必要になります。上記のエリアでも渋滞のひどいバンコクでは9時開始でも7時にお迎えバス来るというケースもあり、小さなお子様にはご負担も大きいのでご自身で送り迎えができる、幼稚園に徒歩圏内の物件をポイントにされるもの良いと思います。
バンコクの賃貸物件は日本と違う特徴がまだまだあります。こまかいところですが入居後に後悔しないよう、チェックを忘れがちなポイントについても確認しておきましょう。
スクンビットエリアであれば多くのアパートでは網戸が付いていますが、中には付いていない物件もあります。コンドミニアムは網戸が付いていない物件も多くありますので、エアコンが苦手な方は注意が必要です。
日差しの強い物件は遮光カーテンの有無をチェックする必要があります。遮光カーテンがないと熱効率が悪く、直射日光でお部屋が暑くなりやすいので、エアコン代もかさみ、電気代の請求を見てびっくり!ということになります。
ベランダの有無と広さも物件によりまちまちです。眺望が良くベランダが広い物件にはテーブルやイスなどが完備しており外に出て眺望をを楽しめるプライベートスペースになり気分転換に最適です。またお洗濯物を干すスペースが十分にあるか、小さなお子様がご一緒の場合はベランダの壁の高さや、足を掛けられる室外機などはないかなどの注意も必要です。
やはり自分の身は自分で守るしかありません。貴重品は金庫に入れておくことを習慣にすることで泥棒被害に遭う可能性は低くなります。金庫の大きさや最新式のものが完備されているかなどチェックを忘れずに。
日本では日当たりの良い向きが人気がありますが、常夏のタイでは日当たりが良い=暑いということであまり人気がありません。西日が非常に強いため西向きのお部屋は注意が必要です。北向きのお部屋は一番涼しく人気があります。また近くに工事現場がある場合、向きによっては騒音や埃の被害も要注意となります。
南国のタイでは1年中、蚊がいます。蚊いない物件というのはありませんが、15階を超える高層階にはなかなか登って来られないようです。ただエレベーターに乗ってきたりして侵入する場合もあるので完全に出ないとは言えません。アレルギーなどがある方は出来るだけ高い階を選ばれたほうが良いでしょう。
スクンビット地区はもともと水路を埋め立ててつくられた場所も多く、冠水しやすいエリアもあります。雨期になると毎年恒例ですが、特にスクンビット・ソイ39周辺の道は非常に冠水しやすいと言えます。ただソイ39の周辺は利便性も良く、人気の物件が多いエリアでもありますので、あまりお部屋選びの際のマイナス点にはなっていなのかも知れません。冠水と言ってもお部屋はもちろん、ロビーまで浸水することもほぼありません。
ついつい新しい物件が目にとまってしまいますが、築10年以上の物件も侮れません。古い物件でもリノベーション(改装)された物件であれば、新築の香りがするお部屋もあります。新しい物件とは異なり管理の経験があるのでトラブルの際に安心できるという面もあります。築年数が経っていると言うだけで人目にとまらず、実は改装されておりきれいで、ロケーションや広さの割に安い「掘り出し物」的な物件も多くあります。築年数よりも物件の管理状況を良く見ることがお得な物件に出会えるポイントです。
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